2-2-3 定義編集エリア[共通項目設定]

定義編集エリアの[共通項目設定]では、定義ファイルのデータ参照元となるテーブルまたはビューの指定、集計表名、集計表の種類(クロス集計表か、明細表か)など、定義ファイルで基本となる項目を設定します。なお、[共通項目設定]には、データキャッシュ設定や集計対象とするテーブルまたはビューの複数設定などの機能も用意されています。

3-1_003.png

記号

項目

説明

(A)

編集メニュー

定義ファイルの編集メニューが表示されます。詳細は「編集メニュー」を参照してください。

(B)

基本情報指定

定義ファイル名を設定します。定義ファイル名には、「¥」および「/」は使用できません。

ここで設定した定義名は、集計時にタイトルとして表示されます。省略した場合は、デフォルトの定義名「新しい定義ファイル」が設定されます。

1. 集計表のタイトル
集計表のタイトル


(C)

テーブル/ビュー指定

データソースとなるテーブルまたはビューを指定します。詳細は「[テーブル/ビュー指定]」を参照してください。

次へ]ボタン

レイアウト設定]が表示されます。

編集メニュー

項目

説明

新規作成

または既存修正

編集中の定義ファイルが、新規作成または既存の定義ファイルの修正のどちらであるかが表示されます。

<定義名>

編集中の定義ファイルの定義名が表示されます。

既存の定義ファイルを編集している場合、<定義名>をクリックすると、定義ファイルのプロパティが表示されます。

<定義ファイルの種類>

編集中の定義ファイルの種類が表示されます。

テスト

現時点で作成した内容に従って、集計結果をプレビュー画面で確認します。

共通項目設定]だけを設定した状態では、プレビューはできません。[レイアウト設定]で項目を配置するとプレビューが可能になります。

属性

集計結果の表示や出力に関する詳細設定をします。

詳細は、「4-5 集計結果の表示形式や体裁に関するその他の設定をする(属性)」を参照してください。

パターン設定

定義ファイルで使用するデータパターンまたはデータグループを設定します。

データパターンの詳細は、「Webレポート応用設計編」の「8-3 よく使うデータのグルーピングについて(データパターン)」を参照してください。データグループの詳細は、「Webレポート応用設計編」の「8-4 データパターンのグルーピングについて(データグループ)」を参照してください。

戻る

次へ

戻る]を選択すると、前の設定画面に戻ります。[次へ]を選択すると、次の設定画面に進みます。

クロス集計表

明細表

定義ファイルの種類を選択します。

[テーブル/ビュー指定]

項目

説明

サーバー名

現在のサーバー名が表示されます。

データベース

テーブル/ビュー]で指定したテーブルまたはビューのデータベースが表示されます。

テーブル/ビュー

データソースとなるテーブルまたはビューを指定します。この項目は必須です。

  • ガイド]ボタン [テーブル/ビュー選択]画面が表示されて、テーブルまたはビューを選択できます。詳細は「[テーブル/ビュー選択]画面」を参照してください。

  • プロパティ]ボタン 選択したテーブルまたはビューのプロパティの確認および設定をします。

    詳細は、「[プロパティ]画面」を参照してください。

  • 切替設定]ボタン クロス集計表またはデータソースにDr.Sum Serverを指定した明細表の場合に、同じテーブル構造を持つテーブルまたはビューを複数設定できます。切替設定をすると、集計ユーザーは集計エリアの[集計条件]の[テーブル/ビュー]で、集計対象を切り替えることができるようになります。

    詳細は、「Webレポート応用設計編」の「4-3 集計対象のテーブルやビューを複数設定する(テーブル/ビュー切替設定)」を参照してください。

[テーブル/ビュー選択]画面

dtlweb_TableView.png

記号

項目

説明

(A)

データベース選択エリア

データベースを選択すると、右側のエリアにテーブルおよびビューが表示されます。

(B)

テーブルおよびビュー一覧

<テーブル/ビュー名>をクリックすると、選択したテーブルまたはビューがセットされます。

(C)

テーブル/ビューを指定しない

クリックすると、テーブルまたはビューを選択せずにデータベース名だけを選択して戻ります。

[プロパティ]画面

2-4-2-1_prpty.png

項目

説明

確認日時

テーブルまたはビューのプロパティを確認した日時が表示されます。

確認日時は、テーブルまたはビューを指定後、共通項目設定以外の別画面を開くと、その画面を確認した日時に変わります。

データベース構造更新日時

テーブル、ビュー共に、更新日時が表示されます。

マルチビューおよびマルチビューを含むビューの場合は、マルチビュー定義を作成と修正した更新日時が表示されます。

タイトル

Edit.png編集]をクリックすると、タイトルを編集できます。

この項目は、テーブルまたはビューが複数設定されている場合に、集計エリアの[集計条件]の[テーブル/ビュー]に[共通項目設定]-[テーブル/ビュー]で指定したテーブルまたはビュー名以外のタイトルを表示したいときに設定します。

たとえば、[共通項目設定]-[テーブル/ビュー]で「受注ビュー」を指定すると、デフォルトでは「受注ビュー」がそのまま表示されます。[タイトル]に「2008年度受注データ」と設定しておくと、[集計条件]の[テーブル/ビュー]欄に「2008年度受注データ」と表示されて、「受注ビュー」とは異なる名称が[集計条件]の[テーブル/ビュー]欄に表示されます。

2-4-2-1_prpty-title.png

共通項目設定]-[テーブル/ビュー]の[切替設定]で切り替えるテーブルまたはビューが複数設定されていない場合は、[集計条件]にタイトルは表示されません。

キャッシュ有効期間

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Edit.png編集]をクリックすると、キャッシュの有効期間を設定できます。

この項目で設定した有効期間に従って、クロス集計した結果データのキャッシュを保持します。有効期間を過ぎた場合は、データベースからデータを再取得します。

自動計算書式の第2パラメーターで指定可能な「YEAR」、「MONTH」、「DAY」、「HOUR」、「MINUTE」、「SECOND」などを指定します。

使用できる自動計算書式については、「Webレポート応用設計編」の「8-11-2 自動計算書式ガイドを登録する(自動計算書式ガイド設定)」の「Datalizerで使用できる自動計算書式」を参照してください。キャッシュ機能については、「Webレポート応用設計編」の「9-2 集計データのキャッシュを設定する」を参照してください。

キャッシュモード

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Edit.png編集]をクリックすると、データキャッシュの利用モードを指定できます。

  • 行わない データキャッシュを使用しません。

  • キャッシュ時間優先 設定したキャッシュの有効期間を過ぎた場合はデータベースからデータを再取得します。

  • DB更新優先 設定したキャッシュの有効期間を過ぎた場合はデータベースからデータを再取得します。

    ただし、テーブルが更新された場合は、有効期間に関係なく、データが再取得されます。

注意

  • 集計の対象となるビューに、環境変数やサブクエリー、SYSDATE関数などが設定されている場合、キャッシュモードは[行わない]に設定してください。[キャッシュ時間優先]/[DB更新優先]にすると動的な変更内容が集計結果へ反映されません。

  • インメモリサーバーで集計するテーブルの場合、キャッシュが利用できない設定になっていることがあります。

キャッシュ時の表示メッセージ

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Edit.png編集]をクリックすると、キャッシュしたデータを利用した時に集計結果の[集計結果情報]に表示するメッセージを設定できます。

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