5.8.1. データ書式にシステム値を使用する
Datalizerでのシステム値を使って、データ書式を設定できます。システム値はリンクファイルのパラメーターでの指定も可能です。
また、Datalizer Expertを使用している場合、ログインユーザーごとのシステム値の変更も可能です。
データ書式にシステム値を使用する場合の書式は、次のとおりです。
書式
%%=キー:デフォルト値%%
書式内の設定値
キー
管理者によって、管理者ページの[システム管理]-[設定]-[環境設定]-[共通システム値設定]で設定されているキーを指定します。
デフォルト値
管理者によって[共通システム値設定]に値が設定されていない場合に適用される値を指定します。
設定例
[%%=color:black%%]###,###,###,###
[共通システム値設定]で、キー「color」のデフォルト値に「blue」が設定されている場合は文字色が青で表示されます。
また、[ユーザー情報設定]-[システム値設定]でログインユーザーごとにシステム値が指定されている場合や、リンクファイルにシステム値が指定されている場合は、そこでの設定が適用されます。
参考
データ書式の設定方法については、「Webレポート基本設計編」の「項目のデータ書式を設定する」、「配置した項目のデータ書式を設定する」を参照してください。
[共通システム値設定]は、管理者ページの[システム管理]-[設定]-[環境設定]-[共通システム値設定]で管理者が設定している値です。詳細は『Datalizer管理者ガイド』の「Datalizerで利用可能なシステム変数値の登録(共通システム値設定)」を参照してください。
ログインユーザーごとのシステム値の変更については、「ユーザー個別のシステム値を設定する」を参照してください。
管理者がパーソナライズ機能を利用しない設定にしている場合、[共通システム値設定]のデフォルト値が適用されます。ログインユーザーごとのシステム値の変更はできません。
注意
[データ参照]画面でのデータ書式設定では、システム値は設定できません。