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6.4. [日付の分割/集約]画面

日付の分割/集約]画面では、段組み表示を設定した項目の詳細設定ができます。

dtlexcel_DateSplitDetails_Reference.png

記号

項目

説明

(A)

段組み選択エリア

画面左上のドロップダウンリストから、段組みの種類を変更できます。変更できる段組みの種類は、次のとおりです。

  • 設定なし

    段組み表示の設定を解除します。

  • 年/月/日(3段)

    年、月、日のデータを3段組みで表示します。

  • 年/月(2段)

    年と月のデータを2段組みで表示します。

  • 年(1段)

    年のデータを1段で表示します。

  • 年/週(2段)

    年と週のデータを2段組みで表示します。デフォルトでは、週は「W01」の形式で年初日から数えて第何週目かが表示されます。「W01」の形式は、詳細設定エリアの[表示形式]および[データ書式]を設定することで変更できます。

  • 年月日(1段)

    年月日のデータを1段で表示します。

  • 年/月/日/時間(4段)

    年、月、日、時間のデータを4段組みで表示します。

  • 年月日/時(2段)

    年月日と時間を2段で表示します。

年/月/日/時間(4段)]および[年月日/時(2段)]は、対象の項目がTIMESTAMP型のときだけ表示されます。

段組みの項目名をクリックすると、右側の領域が選択した項目の詳細設定エリアに切り替わります。

(B)

詳細設定エリア

段組みの見栄えや、グループ化などを設定します。詳細は「詳細設定エリア」を参照してください。

詳細設定エリア

項目

説明

年初日

年初日を設定します(デフォルトは選択可能な最小値)。「時間」を設定するドロップダウンリストは、対象の項目がTIMESTAMP型の場合に表示されます。

空白セルの扱い

データが存在しない場合の表示方法を選択します(デフォルト[中間データのみ表示する])。

  • すべて表示する

    データの有無にかかわらず、すべての日時を表示します。

    dtlcom_DateSplitDetails_Reference01.png
  • 中間データのみ表示する

    データが存在する最初の日時から最後の日時までをすべて表示します。年初日からデータ発生日までの日時とデータの最終発生日以降の日時は表示しません。

    dtlcom_DateSplitDetails_Reference02.png
  • 表示しない

    データが存在しない日時を表示しません。

    dtlcom_DateSplitDetails_Reference03.png

表示名

集計結果に表示する表示名を設定します(デフォルトは空欄)。

空欄の場合、「受注日(年)」のように、項目名の後ろに年月日や時間を付加したタイトルが表示されます。

背景色設定

クロス集計表の背景色を設定します(デフォルトは空欄)。

  • タイトル

    項目のタイトルの背景色を設定します。

  • データ

    項目データの背景色を設定します。

guide_16.pngガイド]をクリックすると、[セル書式パターンの一覧]画面が表示され、背景色を選択できます。詳細は「[セル書式パターンの一覧]画面」を参照してください。

背景色の設定を取り消す場合は、clear_064.pngクリア]をクリックします。

空欄の場合、項目一覧のプロパティまたは配置した項目のプロパティで設定した背景色が適用されます。

参考

項目一覧のプロパティまたは配置した項目のプロパティで背景色を設定している場合、段組み表示されたすべての項目に対して背景色が適用されます。ただし、[日付の分割/集約]画面で段組み項目ごとに背景色を設定した場合は、段組み項目ごとの背景色が優先されます。

表示形式

集計結果のタイトルおよびデータの表示形式を設定します。

guide_16.pngガイド]をクリックすると、[セルの書式設定]画面が表示され、表示形式を選択できます。詳細は「[セルの書式設定]画面」を参照してください。

表示形式の設定を取り消す場合は、clear_064.pngクリア]をクリックします。

段組み選択エリアで「月」「日」「時」または「週」を選択した場合、数値型データに対する書式が使用できます。たとえば、「週」に書式を設定して「n週」の形式で表示したい場合は、[データ]に「@"週"」を入力してください。

段組み選択エリアで「年月日」を選択した場合、日付型データに対する書式が使用できます。ただし、「年月日」に対して[月で範囲をグループ化する]を設定し、かつ[項目名]を設定した場合、年部分にデータ書式を設定するには、段組み選択エリアの「年月日」で数値データに対する書式を設定してください。

参考

  • グループ化設定で[項目名]を指定した項目には、書式は適用されません。

  • 日付の分割/集約]画面の[表示形式]の設定の有無にかかわらず、 日付の分割/集約を設定した項目に個別に設定した表示形式やデータ書式は無効になります。

合計表示

合計欄の表示方法を選択します(最上位の段組みはデフォルト[表示]、配下の段組みはデフォルト[非表示])。

  • 表示

    合計欄を表示します。

  • 非表示

    合計欄を表示しません。

  • 明細1行時のみ非表示

    明細行が1行の場合は、合計欄は表示しません。

グループサプレス制御

集計結果を表示する際に、同じ値のデータを1つのセルに結合するかどうかを設定します(デフォルト[行う])。

  • 行う

    同じ値のデータのセルを結合します。

  • 行わない

    セルの結合をしません。

データ書式

段組み表示した項目のデータに書式を設定します(デフォルトは空欄)。データ書式は、PDF出力とCSV出力に反映されるものです。Excelでの通常出力(Excel出力)には反映されません。Excelでの通常出力に反映するには、[表示形式]を設定する必要があります。

guide_16.pngガイド]をクリックすると、[データ書式]画面が表示され、表示形式を選択できます。詳細は「[データ書式]画面」を参照してください。

段組み選択エリアで「月」「日」「時」または「週」を選択した場合、数値型データに対するデータ書式が使用できます。たとえば、「週」に書式を設定して「第n週」の形式で表示したい場合は、「'第'##'週'」を入力してください。「時」に書式を設定して「n時」の形式で表示したい場合は、「#0'時'」を入力してください(「0」を省略すると、集計結果で「0時」が正しく表示されません)。

段組み選択エリアで「年月日」を選択した場合、日付型データに対するデータ書式が使用できます。ただし、「年月日」に対して[月で範囲をグループ化する]を設定し、かつ[項目名]を設定した場合、年部分にデータ書式を設定するには、段組み選択エリアの「年月日」で数値データに対するデータ書式を設定してください。

データ書式の詳細については、「Excelレポート応用設計編」の「使用できるデータ書式」を参照してください。

参考

  • グループ化設定で[項目名]を指定した項目には、データ書式は適用されません。

  • 日付の分割/集約]画面の[データ書式]の設定の有無にかかわらず、 日付の分割/集約を設定した項目に個別に設定した表示形式やデータ書式は無効になります。

  • 出力設定]画面で、[CSVファイル設定]の[データ書式の適用(クロス集計表のみ)]を[適用しない]に設定した場合も、CSVファイルの出力結果にデータ書式が適用されます。

曜日を付加する

「日」をグループ化設定していない場合、日付の横に曜日を表示するかどうかを設定します(デフォルトはチェックがオフ)。

この設定は、段組み選択エリアで[]を選択した場合に表示されます。

グループ化する

またはグループ化設定

段組み表示を設定した項目のデータを期間ごとにグループ化して合算表示します。上位項目でグループ化を設定した場合、すべての下位項目に対してグループ化の設定をしてください。たとえば、[年、月、日、時間(4段)]の4段組みのクロス集計表で「月」をグループ化を設定した場合、下位項目の「日」と「時」もグループ化の設定が必要です。

この設定は、段組み選択エリアで選択した項目によって設定内容が異なります。段組み選択エリアで「年」を選択した場合、この設定は表示されません。それ以外の場合で表示される内容については、「グループ化設定」を参照してください。

[セル書式パターンの一覧]画面

dtlexcel_Color_Pattern.png

項目

説明

カラーテーブル

カラーテーブルから背景色を選択します。

システム

システムで保持している背景色から選択します。行項目、列項目などシステムのデフォルト色から選択したい場合に使用します。

個別

個別セル書式設定]であらかじめ設定してある書式パターンから選択します。[個別セル書式設定]ボタンをクリックすると、書式パターンを作成できます。個別セル書式設定の設定方法については、「セル書式の個別パターンを登録する(個別セル書式設定)」を参照してください。

[セルの書式設定]画面

excel_4-1-1_031_1.png

画面項目は、Microsoft Excelの[セルの書式設定]画面の[表示形式]タブと同じです。

[データ書式]画面

excel_4-1-1_042_1.png

項目

説明

書式を入力する。

データ書式を設定する場合に選択します。次のどちらかの方法でデータ書式を選択します。使用できる書式の詳細は、「Excelレポート応用設計編」の「使用できるデータ書式」を参照してください。

  • テキストボックスに直接書式を入力する。

  • ドロップダウンリストから、データ書式のカテゴリ(共通、文字列、数値、数値(小数点)、数値(番号)、日付)を選択し、一覧からデータ書式を選択する。

    表示されるデータ書式は、管理者があらかじめ登録している内容です。詳細は「Excelレポート応用設計編」の「データ書式ガイドを登録する(データ書式ガイド設定)」を参照してください。一覧からデータ書式を選択すると、テキストボックスにデータ書式が表示されます。

デフォルト状態に戻す場合は、icon_refresh.pngデフォルトに戻す]をクリックします。

設定したデータ書式を解除する場合は、clear_064.pngクリア]をクリックします。

書式を入力しない。

データ書式を設定しない場合に選択します。

グループ化設定

段組み選択エリアで「月」「日」「時」を選択した場合

dtlexcel_DateSplitDetails_Group01.png

項目

説明

グループ化する

段組み項目をグループ化するかどうかを選択します(デフォルト[グループ化しない])。

  • グループ化する

    グループ化を設定します。グループ化する期間を設定する領域が表示されます。

  • グループ化しない

    グループ化が解除されます。グループ化を解除して集計定義を保存すると、設定した期間の情報も破棄されます。

分割数

月、日、時をいくつの期間に分割するかを選択します。選択できる期間は[2]、[3]、[4]、[6]です(デフォルト[2])。

グループ化の設定を変更する場合、[分割数]を変更すると、第1期の開始値を基準にして等分割された値が、[開始値]に自動で反映されます。

分割数に合わせて、第何期目かを示す数字が表示されます。

開始値

期間の開始値を選択します。第1期の開始値には、[年初日]で指定した値が自動で設定されます。

異なる期間で開始値が重複したり、すべての期間を合わせて1年を超えたりしないように設定してください。

項目名

集計結果に表示する項目の表示名を設定します。

たとえば、月を3か月ごとの四半期にグループ化した場合、項目名に「第n四半期」の情報を設定すると集計結果では次のように表示されます。

1. 項目名を設定していない場合
項目名を設定していない場合


2. 項目名を設定した場合
項目名を設定した場合


段組み選択エリアで「年月日」を選択した場合

dtlexcel_DateSplitDetails_Group02.png

項目

説明

グループ化する

段組み項目をグループ化するかどうかを選択します(デフォルト[グループ化しない])。

  • グループ化しない

    グループ化を設定しません。

  • 月ごとにグループ化する

    1月ごとにグループ化します。

  • 月で範囲をグループ化する

    任意の期間でグループ化します。選択するとグループ化する期間を設定する領域が表示されます。[グループ化設定]を変更して集計定義を保存すると、設定した期間の情報も破棄されます。

段組みの種類が[年月日/時(2段)]の場合、[グループ化しない]だけが表示されます。

分割数

月をいくつの期間に分割するかを選択します。選択できる期間は[2]、[3]、[4]、[6]です(デフォルト[2])。

分割数に合わせて、第何期目かを示す数字が表示されます。

開始値

期の開始値を選択します。第1期の開始値には、[年初日]で指定した値が自動で設定されます。

異なる期間で開始値が重複したり、すべての期間を合わせて1年を超えたりしないように設定してください。

項目名

集計結果に表示する項目の表示名を設定します。

たとえば、月を3か月ごとの四半期にグループ化した場合、項目名に「第n四半期」の情報を設定すると集計結果では次のように表示されます。

3. 項目名を設定していない場合
項目名を設定していない場合


4. 項目名を設定した場合
項目名を設定した場合


段組み選択エリアで「週」を選択した場合

dtlexcel_DateSplitDetails_Group03.png

項目

説明

第1週の条件

各年度の第1週の条件を選択します(デフォルト[1月1日からみて最初の木曜日を含む])。週は、第1週目の条件を指定すると自動で1週間ごとにグループ化されます。

  • 1月1日からみて最初の木曜日を含む

    1月1日以降で、最初の木曜日が含まれる週を第1週として扱います。

  • 1月1日を含む

    1月1日を含む週を第1週として扱います。

  • 年初日を含む

    年初日]で指定した日を含む週を第1週として扱います。

年初日に1月1日以外の日付を設定した場合、この設定は無効になり、自動で[年初日を含む]が設定されます。

開始曜日

週の開始曜日を選択します。[第1週の条件]で[1月1日からみて最初の木曜日を含む]を選択した場合、この設定は変更できません([月曜日]が自動で設定されます)。

表示形式

表示名に日付を付加する]をオンにすると、集計結果で週の行列項目名に括弧書きで日付が表示されます。

dtlcom_DateSplitDetails_Group04.png

表示方法

  • 定義編集エリア[レイアウト設計]でDATE型またはTIMESTAMP型の項目を選択し、右クリックメニューから[日付の分割/集約]を選択します。

関連項目